アサーション・トレーニングでは認知・行動療法の技法がしばしば用いられます。認知・行動療法ではアサーション・トレーニングをおこなった際に,どの技法(構成要素)が有効であるのかを実証的に検討してきています。
またアサーション・トレーニングは社会的スキル・トレーニングという名称でも研究されてきています。
機能的アサーションを目指す上では,どのような自己表現が機能的アサーションになるのかを予測する必要があります。
以下に紹介しているプログラムでは,実際に機能的アセスメントによって,どのような自己表現が効果的であるかを予測し,その予測された自己表現(「仮定の機能的アサーション」と言います)をプログラムの参加者にトレーニングしています。