離婚,精神衛生・子供への影響 | 立命館大学 三田村研究室

健康的で豊かな関係性を育むための⼼理学的⽀援

離婚,精神衛生・子供への影響

離婚,精神衛生・子供への影響

日本の夫婦の離婚率

Raymo. J.M.· 岩澤美帆. Bumpass. L. (2005) 日本における離婚の現状ー結婚コーホート別の趨勢と教育水準別格差 ―人口問題研究. 61(3). 50-67.

精神衛生への影響

広く人種を問わず,カップル満足度が低いほど気分障害や不安症の罹患率が高い傾向が確認されている

McShall, J. R., & Johnson, M. D. (2015). The association between relationship distress and psychopathology is consistent across racial and ethnic groups. J Abnorm Psychol, 124(1), 226-231.

子供への影響

菅原ますみ・八木下暁子・詫摩紀子・小泉智恵・瀬地山葉矢・菅原健介・北村俊則. (2002). 夫婦関係と児童期の子どもの抑うつ傾向との関連–家族機能および両親の養育態度を媒介として. 教育心理学研究, 50(2), 129-140[PDF直リンク]

Bernet, W., Wamboldt, M. Z., & Narrow, W. E. (2016). Child Affected by Parental Relationship Distress. J Am Aおcad Child Adolesc Psychiatry, 55(7), 571-579.

中村伸一 (2018). 夫婦不和の子どもへの影響. 心身医学, 58(4), 320-325.

 

離婚についてデータに基づく文献

加藤司 (2009). 離婚の心理学―パートナーを失う原因とその対処. ナカニシヤ出版.